Neil Barrett

Neil Barrett
Neil Barrett(ニール・バレット)のファッションへの情熱は、彼が幼少の頃から芽生えていました。イギリスの南東に位置するデヴォンで、祖父も曾祖父も優れたテーラーという恵まれた家庭に生まれたニール・バレットは、その才能を受け継き、完璧な服を作る事に自然と夢中になっていきました。 ニール・バレットは、セントラル・セント・マーチンズ・スクール・オブ・アート・アンド・デザインと、ロンドン王立芸術学院で学び、卒業と同時に、当時フィレンツェを拠点にしていたGUCCIに見いだされ、メンズディレクターに抜擢されました。 グッチでの5年間を経た後、PRADAの創設者のひとりであるPatrizio Bertelli(パトリツィオ・ベルテッリ)の働きかけにより、ニール・バレットはメンズライン確立に参画します。 プラダにて多大なる影響を及ぼしたニール・バレットのデザインはまた、上質な生地と、他には類を見ない程のイタリアンクラフツマンシップ、ハイテク技術を取り入れたスポーツウェア、そしてモダンマスキュリンなワードローブへのアプローチ等を組み合わせた、“ミニマル メンズウェア”の青写真を確立する礎となります。このような取り組みが、その後1999年に始まるニール・バレット自身のブランドの基礎となるのです。 自身の名前を冠したブランドNeil Barrettは、発表後すぐにバイヤーやプレスの注目を集め、設立後わずか1年で初のフラッグシップストアを東京にオープンしました。その後2002年には、ミラノメンズコレクションにてデビューを果たします。 ニール バレットレーベルに加え、ニール・バレットはPumaのスポーツシューズコレクションとのコラボレーションを実現させます。2003年にプーマのテクニカルコレクションのクリエイティブディレクターに就任し、サッカーイタリア代表チームのオフィシャルウェアをデザインしました。 ニール バレットの大きな特徴は、流線形の目立つスタイリングや、カッティングや素材の要素を、タイムレスなウェアとしてモダンに演出している点です。フィット感は一つの重要なポイントであり、細身のカッティングは全てのコレクションに用いられています。シーズン毎にシルエットは変化しますが、常にモダンなウェアを変わらず作り続けています。 2006年には、クリーンでモダンなウィメンズウェアをスタートしました。メンズコレクション同様、シックでミニマム、美しくピュアなニール バレットの特徴をそのままに、ハンドクラフトで上質な生地を使用したビスポーク風のコレクションです。 2011年からはビジネスの面でも強化を図っています。中国大手のJoyceとの協力関係により、香港のザ・ランドマークにブティックをオープンしました。同年6月には韓国のLGと業務提携し、2011年秋から2012年春にかけて、百貨店内に3店舗と路面店を1店舗オープンさせています。ニール・バレットは、全てのニール バレットのショップデザインを手掛け、2020年に開催される東京オリンピックのメインスタジアムの建築家として指名された世界的建築家、Zaha Hadid(ザハ・ハディッド)とのパートナーシップを現在も続けています。その関係性は、さらに深く、今後も発展していきます。 また近年、ニール バレットのスーツはゲイリー・バーロウ、ベン・ウィショー、マシュー・モリソンなど多くのセレブリティのお気に入りとなっていますが、世界のトレンドセッターたちは2004年から既に自らのワードローブにニール バレットのアイテムを加え始めています。オーランド・ブルーム、コリン・ファース、ジェイク・ギレンホール、レニー・クラヴィッツ、クリス・マーティン、ユワン・マクレガー、マーク・ラファロなどはニール バレットに魅了された数多くのセレブリティの一部です。しかし、ニール・バレット本人をもっとも喜ばせたのはブラッド・ピットが自身の主演する映画Mr. & Mrs. Smithで役のイメージに合わせてニール バレットのウェアを着用したことです。ブラッド・ピットが選んだのはハンドエイジ加工が施されたバッファローレザージャケットで、彼がこのシリーズに袖を通す最初のセレブリティとなり、以降ニール バレットを代表するシグネチャーアイテムとしてコレクションに加わっています。 ウィメンズコレクションの立ち上げ後、ニール・バレットの作るウィメンズウェアはマドンナやキルスティン・ダンスト、アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ハドソン、ロビン・ライトなど多くの女性セレブリティを魅了しています。 ニール・バレットは過去数年間にわたり、大作映画のプロダクションにも携わり、スパイダーマン2、アイ・ロボット、ゴーストライダーなどの映画に衣装提供をしています。